2016年10月12日水曜日

十五夜の月と十三夜の月で思うこと

秋の月が美しい。中秋の名月。で思うこと。

十五夜の満月に対して、十三夜の月を名月とする美意識。
満月を名月とする美意識と、満月の前の月を名月とする美意識。

完璧な満月が美しいという見方。完璧な状態が好みとする。
満月の前の月が美しいという見方。あと二日で満月になるという意識。移ろいの状態が好みとする。
満月の後は欠けていく。が、満月になる前を好むのは、これから満月になるという期待を味わう、
移ろいを美と感じる美意識。


完璧な状態が美しいと思うか、完璧な状態になる前の状態を美しいと思うか。なのです。そこに遊びごころを見出す、味がある、ということなのかもしれません。
わびさびとか、余白の美、間合の美、といったものとも通する美意識ではないでしょうか。

こんな美を感じるこころを持ちたいものです。
自然を愛でるこころで。


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