2016年2月26日金曜日

この不健康な住環境の中で・・・・・。暮らしを考える。

自然の中で暮らしてきた我々のカラダが不健康なこの社会で悲鳴を上げている。
この歪のなかで暮らして、健康なカラダは維持できずにいる。
自然の中で暮らして来た人類が、化学物質の中での暮らしは、けっして健康的な暮らしにはならない。

衣食住において
衣においては、化学繊維をまとい、
食においては、食材の残留農薬、遺伝子組み換え、食品の防腐剤、化学添加物、
住においては、化学物質の建材、化学接着剤、防腐剤、防虫剤、電磁波

このような化学物質での住環境にたいして我々のカラダは悲鳴を上げている。
過度の便利、快適が不健康な住環境にしてしまっている。

景色がいいからと高層住宅に暮らす
便利で簡単だからといってインスタント食品、レトルト食品を食べる
栄養バランスのためにサプリメントを利用する
省エネのために高気密高断熱な住まいをつくる
自然と我々のカラダの関係をどこまで考えてつくっているのだろうか。

意外と不健康な暮らし、不便な暮らしと思っていることのなかに、本来の健康的なものが埋もれてしまっている。
無菌室のようなところでつくられた食品、食材が安全な食べ物だと思っているが、我々のカラダに必要な菌まで殺した食材が果たして健康な、安全な食材と云えるのであろうか。

木は燃えやすいので、燃えにくい建材で住まいをつくり、ひとたび火災が発生し、有毒ガスが出るようでは本末転倒です。薪や炭で暮らしていて有毒ガス中毒で死ぬことはない。むしろ遠赤外線で健康に良かったし、料理も美味しかった。それが、便利、簡単という、電子レンジやコンロなるもので調理することになり、食材の組織まで破壊し、電磁波まで撒き散らすことになっている。

味覚までコントロールされている食生活。旨味は自然の素材のなかにあるのであって、人工的な化学的調味料に置き換えることなど出来ないはずである。化学調味料の便利さや旨味がカラダの組織や細胞を傷つけ健康を害している。

我々のカラダは食べることによって様々な臓器が、細胞が、維持している。この細胞を維持するために食べている。全て吸収出来るようになっているのではなく、不要なものは排出するように出来ている。その不要なものが添加物のような化学物質であれば排出出来ない。

凍てつく寒風の中で野菜が甘くなる、それは野菜にとって寒風から身を守るためであって我々人間の爲ではない。自然の仕組みなのである。それを我々は美味しいといって食べているに過ぎない。この旨味を活かしてきた先人の知恵があるにかかわらず、甘味料なるものを人工的につくりだし、それを食して美味いといっている。これがはたして健康的な食といえるのであろうか。

戦争は良くないことと誰もが思っているが、国益のため、家族のため、自分のため、といって戦うことになる。会社のため、家族のため、自分のためといって働く、それが戦争のための武器であっても・・・・・。それが体には良くないモノと解かっていても・・・・・・。食べるための経済活動が、誰かの健康を害するものであっても・・・・・。

と思うのであるが・・・・・・。


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備えあれば・・・・・・。災害は忘れたころに・・・・・・。

災害は忘れたころに・・・・・。

その1

倒壊した家で圧死。
倒壊しても隙間があれば命は助かる。傾いても倒れなければ命は救われる。
耐震補強と家具の倒壊防止
木造の家は柱と梁で支えられ、壁で揺れを止めている。

その2
地震後の通電復旧によって通電火災が起こり焼死。
通電火災を防ぐには感震ブレーカーを取り付ける。

感震ブレーカー
http://www.j-herz.com/index.html


その3

安否確認のひとの行動で災害を悪化させる。
車で移動すると道路が渋滞し塞がり救急車両の通行を妨げる。
携帯などで安否を確認すれば通信網が妨げられる。
目の前のひとをみんなが助け合えば、安否は後からでいいのでは・・・・。


つづく

NHKスペシャル 
震度7 何が生死を分けたか ー埋もれたデータ21年目の真実ー


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2016年2月19日金曜日

古民家の「取扱説明書」つくってみました。

古民家に暮らしたい、古民家を再生したい、古民家を処分したい、古民家を探したい、DIYで古民家を修理したい、等々。
古民家をいろんな活かし方をして頂くのは有難いのだけど、健康とか、安全とか、結構無視した再生が行われていて、ハラハラ、ドキドキ、の時があります。
町家、長屋、アパートの空家、空室を再生するときの参考になればと思いつくってみました。
熟慮しての作業でなかったので、これから煮詰め直すつもりです。取り急ぎつくってみました。

古民家取扱説明書2016私家版

住環境設計オカムラアトリエ一級建築士事務所の公式Facebookページ
http://www.facebook.com/jksmura3/
のノート欄に投稿しました。
古民家の「取扱説明書」です。




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2016年2月16日火曜日

三寒四温

節分、そして、
立春
寒寒寒寒寒寒寒
寒寒寒寒寒寒温
寒寒寒寒寒温温
寒寒寒寒温温温
三寒四温
寒寒寒温温温温
寒寒温温温温温
寒温温温温温温
温温温温温温温
立夏
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2016年2月12日金曜日

繕う、暮らしへ

鋳掛屋(いかけや)、研ぎ屋(とぎや)、目立て屋、傘の修理屋、下駄、雪駄の直し屋、提灯張替屋、錠前直し屋、石臼の目立て、・・・・・・・・。

このように日用品、道具の修理屋、職人さんがいました。暮らしに必要なものは修理して使うのが当りまえでした。
暮らしの衣食住、全てにおいて、修理、繕う、暮らしが出来る仕組みでした。

自然に寄り添う里山の暮らしは、必要なものは手づくりでつくっていました。手づくりなので繕う技があり、知識、工夫が出来て、伝承、進化してきました。

修理、繕う文化は、ゴミを出さない、モノを大切にする、自然に感謝する社会です。生産する社会です。今日のような消費優先社会でなく、必要なものを生産する社会です。

古くなったから、壊れたから、捨てる、処分する社会から、活かして使う社会へ軌道修正したいものです。
そして、社会の仕組みを・・・・・繕う!!ことかも知れません。

そのためにも、自然の恵みに感謝する里山の暮らしに学び、自然に寄り添う手づくりの暮らしをしたいものです。


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2016年2月7日日曜日

この国の暮らしを考える「衣食住」(メモ)

この国の地形、この国の位置が、この国の暮らしをつくってきました。

この国には四季があること。南北に気温差があること。地震、台風、火山等々の盛んなところでもあること。

この置かれた地形によって、この国の衣食住が生まれてきました。

他の地域の異文化をこの国の文化として進化させてきたのは、この国に四季があるからです。どの地域の文化にも対応出来る素地があるからです。あったからです。



着物
仕立て直し、染直し、


日本食
今や一年中同じものが手に入る。これは不自然なことなのです。寒くなれば体を温める食材でつくったものを取り、暑いときには体を冷やす食材でつくったものを取る。


古民家
移築する、再生する、古材を使いまわす


暮らしは自然に沿って営むもの。それぞれの地域の気候風土に沿った暮らしで在りたいものです。
快適という基に無理やり人工的に環境をつくり、カラダが悲鳴上げては本末転倒というものです。


(つづく)

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2016年2月5日金曜日

この人類の仕組みを・・・・

・1%の富める者と99%の貧困者
 拝金主義でお金が全てとしているひと。

・戦争を仕事にしているひと、武器をつくって暮らしているひと。
 国益のためといって仕事にしているひと。

・税金で暮らしているひと、税金に無縁で暮らしているひと。
 社会のため、市民のためといって税金を給料として受け取って暮らしている人。

・お金がなくても暮らせるひと、無ければ暮らせないひと。
 
・生産して暮らしているひと、消費して暮らしているひと。
 モノをつくって暮らせるひと、つくったもので暮らしているひと。

この仕組み、何とかしないと、人類は絶滅危惧種になりかねない。
いや、もうなっているのかもしれない。


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2016年2月4日木曜日

手しごとで思うこと・頑張る左手

先日、アルモンデの食卓での会話を紹介します。

畑仕事でも、大工仕事でも、家事仕事でも、手仕事では、右手と左手が相互に助け合っている。正に、相互扶助の精神です。

草取りをするとき右手は鎌を持って草を刈り取って如何にも仕事をしているようですが左手が草を捕まえているから刈り取れる。左手が無ければ作業にならない。しかも、左手は右手の手元がくるって鎌で傷つけられることもある。

大工仕事もしかりで、ビスやクギを支えるのは左手で、右手はそれを打ち込む役目。時々、右手は打ち損ねて左手を打ち付けることもある。

左手は、切り付けられても、傷つけられても、打ち付けられても、小言一つ言わずに作業を続ける。
なんと、気なげな役割をになっていることでしょう。

右手は道具を持って如何にも仕事をしているようだけど、左手がなければ仕事にならない。たまには頑張る左手に感謝してあげたいと思います。

手しごとで、無意識にしている作業も、チョッと意識することによって感謝の気持ちが目覚めるのも楽しいものです。




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