2020年12月29日火曜日

2020(R2)年の仕事

2020(R2)年の仕事
この一年を振り返ってみました。

日ごろは、皆さまの夢と共に、日々の作業に追われ、中々仕事を振り返ることが無いのですが、年に一度ぐらいは、反省も兼ねて年末に今年係わった仕事を振り返ってみるようにしています。
今年は、流行り病コロナ渦での作業であたふたすることもありました。
それでも、それぞれの暮らしには、それぞれの物語があり、夢があります。そんな、暮らしや、夢を、カタチにするお手伝いが出来るのは有難いことです。

2020/01

2020/01/02
今年の初仕事は、
奥八女笠原のルパさんとアサキさんの古民家(2017年からの古民家再生)
大津垣づくり


2020/01/09
熊本菊鹿「アルモンデの暮らしプロジェクト」(2015年からの古民家再生)で、炭焼きの準備を手伝う。
樫の木が大木になって、畑に陽が差さないので切り倒し、その切倒した樫を炭焼きにする手伝いをする。


2020/01/27
古民家再生物語・八女郡広川の古民家再生プロジェクト(2019年からの古民家再生)
提供して頂いた空き家の古民家を再生して、バングラデシュで建設中の病院の運営支援に活かすプロジェクトです。


2020/01/31
町家を活かした(1階フレンチ、2階が宿)「膳・お宿 西亭」。「もてなしの設え」を常に繕いながら10年以上携わらせて頂いています。


2020/02

2020/02/03
田川夏吉の車庫をDIYでリノベのお手伝いをしています。


2020/02/15
古民家再生物語・熊本円台寺の古民家(2016年からの古民家再生)の納屋の再生始まる。
2016年に母屋の再生の時以来、手づかずになっていた納屋が、昨年(2019年)の台風でトタン葺きが剥がれ、雨漏りも一段と酷くなったので改修することにしました。

2020/02/23
白金「膳・お宿 西亭」蹲踞を繕う。


2020/03

2020/03/05
久留米合川の松葉ヴィレッジプロジェクト(2017年から始まる) 「松葉荘201」のリノベ始まる。


2020/03/08
街は夢の集まりプロジェクト・南区野間の蕎麦屋プロジェクト
手打ちそばと和酒「サケハジメ」始まる。
https://yumerakuclub.blogspot.com/2020/03/blog-post.html


2020/04

2020/04/15
6回目の子年を迎えて https://jksmura3.blogspot.com/ 
(ブログ:市井の山居「楽庵」より)

2020/04/15
流行り病の、 非常事態発令中 なので、 外出の自粛中です。 医療崩壊を起こさないために・・・・。 お陰で、 溜まっていた、 デスクワークを こなせると思いきや 中々進まず ダラダラと過ごすことに・・・・・。 皆さま 如何が、お過ごしでしょうか? (Osamu Okamura の facebook より)


2020/05

2020/05
古民家再生物語・長崎南島原有家プロジェクト「alieto.」
2019/06/06から通いで始め、今年の5月に南島原に移住しての作業です。

2020/05/24
古民家再生物語・糸島の古民家
倒壊寸前の緊急処置を行いました。



2020/06

2020/06/03
古民家再生物語・熊本菊鹿「アルモンデの暮らしプロジェクト」(2015年からの古民家再生)
納屋の一角に、農作業の時や来客用に土足でも使えるトイレをつくります。



2020/07

2020/07/13~17 街は夢の集まりプロジェクト・福岡南区清水のコスモコートにて
レンタルスペースのDIYでのリノベ 大家さんと大家さん仲間の相互扶助によるDIYでのリノベです。

2020/08

2020/08/07 街は夢の集まりプロジェクト・手打ちそばと和酒「サケハジメ」
2020/08/18,19,20,21,22
街は夢の集まりプロジェクト・南区清水のオフィス「fukuru」 https://note.com/fukuru

2020/08/27
きょうの出来事
fbsの「めんたいワイド」の取材受けました。
取材の内容は、芸人さんのおばあちゃんの店(理髪店)をレンタルスペースに自らリノベする。そのためのレクチャーをしてほしい、という内容です。
リノベのやり方の参考として、先日までの清水のコスモコートの山崎さんの、音楽スタジオENOTNの光安さんの、ところにもお邪魔して・・・・。
光安さん、山崎さん、お世話になりました。
ありがとうございました。
fbsの取材の皆さま、お疲れさまでした。
きょうの取材は、
9月4日(金)18時ごろ「めんたいワイド」で放送されます。
どんな感じにまとめて放送されるのか楽しみです。 (Osamu Okamuraのfacebookより) 南区清水のコスモコートにて


2020/09

2020/09/24
街は夢の集まりプロジェクト・ものづくりスタジオ「つくラボ」リノベ始める。





2020/09/26
久留米合川の松葉ヴィレッジプロジェクト
松葉荘201


2020/09/27,28,29
古民家再生物語・熊本菊鹿の古民家再生プロジェクト・アルモンデ
蔵の改修作業始まる。


2020/10

2020/10/02
古民家再生物語・宗像𠮷留の古民家
古民家の物置をタイ料理の店に再生するプロジェクト始まる。


2020/10/10,11,12
古民家再生物語・長崎南島原有家プロジェクト alieto.
トイレ、シャワー増設作業始める。


2020/10/15
「花の花天神IMSプロジェクト」始まる。
来年8月に解体される天神IMSでの、6ヶ月間(2月~8月)のプロジェクトです。

2020/10/18,19,20
古民家再生物語・八女郡広川の古民家再生プロジェクト(2019年からの古民家再生)
実家の空き家を提供して頂いた古民家を再生して、バングラデシュで建設中の病院の運営支援に活かすプロジェクト。 2階の改修作業を始める。


2020/10/21,22,23
田川夏吉の古民家のガレージ、庭の改修始める。
コロナにより中断していた作業を再開することに。

2020/11

2020/11/01
街は夢の集まりプロジェクト・ものづくりスタジオ「つくラボ」
https://yumerakuclub.blogspot.com/2020/09/blog-post.html


2020/11/13,14,15
古民家再生物語・奥八女笠原の蔵
奥八女笠原のルパさんとアサキさんの古民家(2017年から古民家再生中)の道路を隔てた対面にある蔵の改修です。


2020/11/29
古民家再生物語・熊本菊鹿の古民家に新しい夢が始まる。


2020/12

2020/12/04
田川夏吉の古民家の庭とアプローチの改修


2020/12/06
古民家再生物語・熊本円台寺の納屋


2020/12/29
昭和な家再生物語・小笹の家が始まります。


○△□

今年も多くの暮らしや夢のプロジェクトが進行形で終わろうとしています。今年は未知の流行り病で振り回されての一年でした。

それでも、様々な暮らしに出会い、古民家に出会い、十人十色の物語に参加させて頂き、楽しませて頂きました。感謝です。
古民家は暮らしに合わせて進化しつづけ、暮らしに夢がある限り進化しつづけます。
そんな進化する物語に参加できるのは、市井の建築家冥利につき、有難いことです。
来年も、色んな夢と古民家と共に・・・・。色んな物語が生まれることを楽しみにし、楽しみたいと思います。(ムラ)

○△□

市井の建築家・古民家Dr.ムラの仕事
blog:市井の山居「楽庵」にて
古民家再生物語
街は夢の集まりプロジェクト

○△□

Architect & Associates OKAMURA ATELIER
Osamu Okamura 
6-Mukaidaso 1-5-8  Shirogane Tyuou-ku FUKUOKA
JAPAN





2020年4月20日月曜日

6回目の子年を迎えて

2020年4月15日。6回目の子年を迎えました。
72年も生きていると色んなことが起こります。

非常事態発令
6回目の子年の今年は、得体の知れない流行り病で始まり、世界中に拡散し、ついに、緊急事態宣言まで発令され、未だに収束の目途が絶たない。
お陰で、外出の自粛で、このぼろアパートの一室に籠って、いろいろ考えさせられます。

感染拡散防止のために、外出を自粛しろといっているのに、街にひとがいないと嘆いているような報道に違和感。
この状況下で、不況ということばを使う違和感が隠せない。不況と言えばひとは共感でもすると思っているのだろうか。

今回のような非常時での現場は壮絶なことが起こるものです、ひとの使命感の凄さに頭が下がり、感謝するしかありません。

非常時の時に見えるひとの本性
兎に角、今は、知恵を絞ってこの場をしのぐことを優先するしかないようです。
非常時でも己中心で物事を考えるひと、一方では、己を犠牲にしてでも対処するひと、
この差は何なんでしょうか。
この社会の仕組みのなかで、様々な問題が発生し、その対処に追われることになっているようです。

言うことの聞かないひと
風評、デマを流すひと
自分は大丈夫と思っているひと
この場に乗じて儲けようとするひと
己のことしか考えないひと

そんなこんなで大変な思いで対処している状態の中でも、この場に及んでも、必死に今までの暮らしに戻そうとしています。

暮らしを見直さないとヤバいことになると、何十年も前から警告されていても、他人事のように扱ってきて、いざ、現実的になり、あたふたとしています。
今回も、喉元過ぎれば熱さを忘れる的な対処ですませるのではなく、根本的な暮らし方を考える必要があるようです。

人類を滅ぼすのは、流行り病などではなく、人類そのもの
人類を滅ぼすのは、流行り病ではなく、人類そのものの活動であるかも知れません。
地球規模で見ると爆発的な人口増の社会、一方、少子高齢化社会が存在しています。これからは、地球規模でどうするか考える必要があるようです。

産業革命によって世界規模での人類の活動が起こり、行き過ぎた暮らし、無視した極度な経済活動の弊害が噴出してきています。大量生産大量消費の社会や、今回の流行り病の対処や対策も、そのひとつと捉えた方が良いのではないかと思います。
それを見直そうというSDGsのような提案があっても、他人事のように振る舞う社会の仕組み。

社会の仕組みに流されて、分かっていても止められない仕組み。
日常の暮らしの中でつくってきたルールは、非常時の暮らしには役立たないこともある。

社会の仕組みは個々の暮らしのためにある
これを機会に、分かっているなら、実行できる暮らしをしたいものです。
社会の仕組みは、ひとの暮らしのためにあるのであって、経済活動の社会のためにあるのではないことを肝に命じて、暮らし方を見直す時に来ていると思います。

消費者と生産者とを分けない暮らし、
大量生産大量消費の社会を改める暮らし、
経済成長至上主義を改める暮らし、
過度な快適性、過度な利便性を改める暮らし
自然に感謝する暮らし
等々。

働き方改革よりも、暮らし方改革を基本に考えるべきでしょう。
暮らしが基本で、社会は暮らしをサポートするためにがある。

暮らし方、社会の仕組みを見直す時期にきているようです。
物凄く勇気のいる暮らし方になるように思えますが、
意外と簡単でシンプルで楽しい暮らしになると思うのですが、
如何でしょう。


6回目の子年を迎え、世界的流行り病の猛威のなかでのメモとして。

つづく

2020年4月18日土曜日

今回の流行り病で思うこと

今回の流行り病で思うこと

今日まで築いてきた社会が、突然現れたウイルスでアタフタとしている。
しかも、世界中に蔓延したウイルスにではなく、人間そのものに振り回されている。
人類を滅ぼすのは、ウイルスではなく、人類そのものかも知れない。

これまでの発展、開発、経済至上主義は、誰かの暮らしの犠牲のうえに成り立っている。
この場に及んでも、何とかこれまでの暮らしを維持しようと、経済優先にしがみ付いている。
そんな社会の仕組みを直す時に来ているような気がする。

この流行り病で、この社会の仕組みの弱点に気付き、これからの暮らし方を見直すことかも知れない。
それは、自然の営みの中で暮らしていること、皆んなが夢の見れる社会、経済優先で誰かの犠牲にならない社会。かも知れない。

グローバルな社会になったことで起こったことは、グローバルに知恵を出し合って解決することも可能である。足の引っ張り合いをしている場合ではない。
平常時の社会の仕組みは、非常時には通用しないこともある。

医療現場は心身ともに限界に近づいているとのこと。
何はともあれ、今は、医療崩壊にならないように、外出の自粛、3密でこの非常時を乗り切るしかない。

この流行り病を、地球の営みの、自然の営みの中での暮らし、社会の仕組みなど、世直しのきっかけになればと思うのだが・・・・・。
如何だろうか。



2020年4月4日土曜日

職人の技は、施主の夢で育つ

施主が職人を育てる。
職人の技は、施主の夢で育つ。

使うものと、つくるものとの、
相乗効果ともいえる、阿吽の呼吸が、
ものづくりには必要です。
暮らしは、
もの、いえ、まちとの繋がりでなりたっています。

用の美。
美しいものをつくる。
技は夢で磨かれる。
施主の夢や想いを、阿吽の呼吸で汲み取り、
それを具現するために、技が磨かれる。

自然、素材を熟知することによって、
技や道具が生まれ、育ち、進化する。

自然の営み、成り立ちを知り、
その自然のなかで育った素材と、
対話しながらつくられた技は、
長持ちし、美しい。
用の美となる。

この技が育つのは、
施主の夢や想いであり、
それを具現する職人の意気込みであり、
使うひとの気持ちなのです。

職人の技は、施主の夢で育ちます。



2020年3月19日木曜日

コラボすること

コラボすること

コラボレーションcollaboration)は、「共に働く」「協力する」の意味で、「共演」「合作」「共同作業」「利的協力」を指す語である。日本語ではコラボと略されることも多い。Wikipediaより

古民家再生とコラボ
古民家を再生するということは、いろんなヒトと、
いろんなモノと、いろんなコトとの、コラボすることのように思う。

先人の思いとのコラボ
再生する作業のみならず、古民家を建てた当初のエネルギー、思いを読み解く、思いに馳せることになる。眞に、時とのコラボといえる。先人の思いとのコラボです。
その当時の職人さんとのコラボ。時空を超えてのコラボ。

自然とのコラボ
自然から懸け離れたところでは暮らせない。自然無くしては暮らせないのである。
ここから、森羅万象全てに神が宿ると
いう考えが生まれ、自然に感謝して暮らすことになる。

暮らしはコラボで成り立っている
家を再生するということは、ヒト、コト、モノとのコラボです。家をつくる時の気持ちが、技を引き出す。

DIYでみんなでコラボする
手づくりでみんなでつくる。暮らしをDIYでつくる。


つづく(このメモは書きかけのメモです)


古民家再生は暮らしの跡を紡ぐこと

古民家再生とは、
暮らしの跡を紡ぐ、
繕う作業です。

その時々の、
暮らしの跡を紡いで繕うこと。

古民家には、
梁や柱を抜いた臍(ホゾ)穴の跡、
壁を外した跡、
棚などの造作の跡、
伝統的な匠の技の跡
家を傷める心得ない職人さんの仕事の跡、
等々の跡が見られます。

これらは、
長年の暮らしの営みの跡。
これらを、
暮らしの跡を紡ぎ、繕うこと。
暮らしの風景として。


暮らしと社会

炭や薪を使った暮らしは、
家のなかが煤け汚れる。
なので、
ガスや電気に替わり、
家のなかは綺麗になった。
が、
地球が汚れてしまった。







自然の営みに感謝して暮らす

自分たちの暮らしは、
快適性、利便性を求めつづけてきました。
しかし、
そのために、
自然界の営みにないものまで持ち込んで、
自然を制御しようとしてきました。
それによって、
地球の生態系のバランスを崩し、
その弊害が生じてきています。

ということをわきまえ、
謙虚に、
自然の営みに感謝して暮らすようにしたいものです。



2020年3月17日火曜日

身土不二の暮らし

身土不二の暮らし
身土不二は仏教の教えからの暮らし方で、今日では食の地産地消の考えとして知られています。
が、食だけでなく、暮らしの衣食住に当てはまる考えととらえて暮らしに取り入れたいところです。
私たちの身体は、自然のものを食べ、自然のものでつくった衣類を着て、自然素材でつくった家で暮らしてきました。
私たちは自然のなかで暮らしていることを忘れつつあります。

自然の恵みのなかで暮らしていた、使って不要になったものは自然に戻る循環した暮らしをしていました。そんな循環する暮らしから、自然から遠ざかった暮らしに変化し、私たちの身体はそれに対応出来ずに悲鳴を上げているのではないでしょうか。

自然の循環の中での暮らしから、過度な快適な、便利な暮らしが自然の循環でないものを排出していることに気づき、それを見直す暮らしに戻さないと自然の循環が破壊され、やがて私たちの暮らしに跳ね返ってきそうです。

身土不二の暮らしを再認識することが必要だと思います。
自然の恵み、自然を愛でるという、身体だけでなく、こころの身土不二であってほしいと思います。

便利で快適な暮らしをもとめて戦後経済高度成長のなかで、自然界に循環出来ない化学建材(化石資源でつくられた)が普及し、私たちの身体が悲鳴をあげて、今日の様々な社会問題が起こっていることに気づくべきでしょう。

2020年3月8日日曜日

森羅万象に感謝して暮らす

人類だけが地球の営みを邪魔している。
地球を汚している。
だから、
だれよりも謙虚でなかればならないのに、
地球で一番威張っている。

森羅万象、全てのものに八百万の神々が宿る。
だから、
全てのものに感謝して暮らす。

なのに、いつの間にか、
感謝して暮らすことを忘れて、
己の暮らししか考えないようになってしまった。

森羅万象に感謝して暮らす社会を取り戻したい。



2020年3月7日土曜日

素っぴんの古民家に

素っぴんの古民家へ
この国の気候風土の中での暮らしから生まれた古民家は、その地域の自然の素材を活かし、工夫してつくられてきたものです。
古民家は、永い年月の間に、その時々の様々な暮らしのために、手を加えられてきました。それをもう一度見直し、素っぴんの状態にする。
その素っぴんにした古民家に、これからそこに暮らす人が、十人十色の暮らしに、それぞれの暮らしに合わせて色付けをする。そんな古民家の再生であって欲しいと思います。

古民家には、自然のなかでの暮らしから生まれた暮らしのDNAが脈々と受け継がれて来ています。それを読み解き、変わるものと変わらないものを見極めて、本来の姿、素っぴんの古民家にして再び暮らしに活かせるものにする。

自然の中で培われてきた古民家での暮らしを取り戻したいものです。

2020年1月21日火曜日

阪神淡路大震災 25年目の日にて

1995/01/17 5:46
阪神淡路大震災 震度7
きょう、25年目。
犠牲者の大半が倒壊した家の下敷きによる圧死だった。戦後高度経済成長期の、筋交いによる構法で建てられたものは完全に倒壊して、命を奪ってしまった。
それに比べ、
この国の伝統的な構法で建てられた古民家は以外と倒壊を免れたものが多く、たとえ倒壊していても傾いた状態(生存空間があった)で留まっていた。
にも拘らず、
木造の瓦葺きの家は地震に弱いと、様々な報道(有識者のコメントも含めて)がされ、伝統的な技の持つ職人さんの知恵や技を奪ってしまうことになる。
この伝統的な古民家存亡の危機を感じたことが、古民家再生に携わるきっかけになったことを思い出します。
また、
昨今、都会の暮らしから里山の暮らしに移住する若者が増えて古民家での暮らしを求めることが多く、その古民家をDIYで再生に応援することにしている。
とは言え、
人さまの古民家の再生、改修をしながらも、
最も倒壊危機の可能性のある都会の木造賃貸アパートに13年もお世話になっている自分が居ます。
市井の山居 楽庵にて
2020/01/17
(Osamu Okamuraのfacebookより)