2016年1月22日金曜日

食を考える・この国のカレーを・・・・・。


食を考え、探究に余念のない、高宮大楠の某K食堂にて。
この国の気候風土と異なったインド地域のカレー文化を、この国の気候風土で育った食材で、いわゆる身土不二として、しかも無添加で、この国のカレーを探究し続けている。こうした食を探究している店で週一でも食事をしたいものです。

化学添加物で味付けされた美味しい?!食事では、カラダの細胞は悲鳴をあげています。そして病として警告します。カラダの細胞が歓ぶ食事をしたいものです!。

きょうのゆうげ(2016/01/13)
一汁一菜
これぞ、食の原点。







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2016年1月11日月曜日

ものづくりの心得として・・・・。自然の仕組みの中で暮らしていること・・・・・・。

モノをつくる時は、処分することを考慮してつくる。
つくって売ることは、一生懸命するが使った後のことは考えない。当然のようにゴミとして処分する。

素材の特性を活かしてものをつくる。
木、竹、土等などでつくれるものは、木、竹、土でつくる。この国には優れた技でつくれる伝統がある。
暮らしのための日用品に関しては自然素材でつくりたい。

処分の方法が確立したもののみ製品化すべきです。壊れたら修理できるものをつくる。そして、処分するときの方法を提示すべきである。モノをつくるものの責任です。
分別、リサイクル化で済ませるのは、ものづくりの無責任、責任転嫁です。
このものづくりには、原発も、兵器も、道路も、橋も、建物等々にも言えることです。

取扱説明書には
使い方、使う時の注意事項、壊れた時の修理の仕方、処分の仕方まで、明記すべきです。

便利だから、安いから、と言ってつくっても、使い終わってゴミとして処分するでは、無責任過ぎます。環境に負荷をかけずに処分出来るもの以外はつくらない。土や、空気や、水を汚すものはつくらない。自然の仕組みのなかで暮らしていることを忘れないことです。

経済活動をしていれば暮らしていけるような社会的風潮がありますが、自然の仕組みのなかで暮らしていること、土、水、空気等、自然が無ければ暮らしていけません。これらを汚さない、モノづくり、暮らしを再考すべきでしょう。

日々の、ものづくりで、忘れてならないものに、「食」があります。食材を調理、料理して食べる。安全な食材で人工的な添加物を使わないものをつくる。「食」にかかわる「ものづくり」こそ、再考すべきでしょう。

そして、それから、・・・・・・・。
もっとも大切なことは、

自然の中で暮らしていることに感謝して、
食を考え、自然農で頑張っているひと、無添加で料理を提供しているひと、空家を解体せずゴミを出さないで頑張っているひと、自然の素材を活かしたモノづくりをしているひと、等々
このような自然に負荷のかからないものづくりを実践している方々が浮かばれる社会にすることです。

ものづくりの心得として・・・・・・・。これからも、精進し、暮らし「衣・食・住」を再考したいと思います。


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暮らしのかたち。街の風景になるものを・・・・・・。

暮らしが街の風景をつくる。


先日、家の内と外を一体にした暮らしをしたい。そのために塀を高くして目隠しになるものをつくりたい。ということで、提案したのがこの板塀。
大和打ち板塀。
柱に横胴縁を渡し、隙間を空けて裏表交互に縦に板を張る。昔からの板塀。
遮断してしまわない塀。
目隠しだから単純に壁にするのではなく、隙間から気配がうかがえる、外側の、内側の、街の、家の、気配がうかがえる。
気配が感じることは不審者の侵入防止にもなる。
ひとは遮蔽したところでは暮らせない。
風も通る。完全に遮蔽してないので風圧を和らげる。庭の植木も喜ぶ。
木でつくればいつでも傷んだら交換できる。DIYで、手づくりで、つくれば自分たちで修理もできる。

木なので処分するとき地球に負荷がかからない。
等々。
伝統的なものを見直す。

伝統的なものが今日まで受け継がれてきたということは、この国の気候風土に培われてきた優れた知恵や工夫があるからなのです。

暮らしが街の風景をつくる。
街の風景は、こんなところから生まれるのではないでしょうか。






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2016年1月9日土曜日

カラダが悲鳴を上げている。

社会の歪、暮らしの歪でカラダが悲鳴を上げています。
便利だから、快適だから、美味しいから、・・・・・・・・。
この過度の便利、快適な暮らしは、私たちのカラダは悲鳴を上げています。

省エネのために高気密高断熱な家に住み、美味しいからといって添加物の入った調味料を使い、国の安全基準以内の堆肥、農薬で育った綺麗な有機野菜に目を奪われ、賞味期限のために防腐剤の入った加工食品の便利さに捕らわれ、・・・・・・・・。

これらの便利、快適は、自然の営みの中で暮らしていた、暮らしてきた、私たちのカラダは、悲鳴を上げています。
この社会の仕組みによる歪の中で暮らしていると、カラダの細胞にも歪が生じ、その結果、病に伏せることになります。なっています。
少なくとも暮らしの基本「衣・食・住」を見直す必要に迫られています。
この国には四季があり、この気候風土に沿った暮らしから、見直したいものです。

そこで、
これらの暮らしの歪を是正する方法として・・・・・・・。

衣食住の「食」から始めませんか。食は毎日のことだからです。
週一でいいから、自然農で育てられたものを食べる。自炊が面倒なら、この「食」を意識した食堂、レストランで食べればいい。

と思うのですが・・・・・・・・。如何でしょうか?


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2016年1月5日火曜日

古民家を再生すると観えるもの

今年も古民家の再生を通して色々と学びたいと思います。

古民家を再生すると、これからの暮らしが観えてきます。
◆片付をするとモノの寿命が観える。

古民家を再生するとき、最初にする作業は片付けです。そのとき処分するという作業があります。
要らないもの、残しておきたいもの、どうしたらいいのか判らないもの。が出てきます。
古いものほど、木や竹でつくられていて、この古いものほど活かしたくなる。一方、新しいものほど何でつくられているのか判らないし、残して活かそうと思わないものが多い。木や竹でつくられたものは、ただ単に懐古趣味的だけではなく、機能的に洗練されているものが多いのです。何年も、何代も受け継がれた技でつくられたものは、今日の暮らしでも使えるものなのです。
そして、こんにちの日用品の多くは、この昔からの自然素材からつくられたものの代用品なのです。代用品なので壊れると直して使う気持ちが生まれません。そして、捨てることになり、ゴミとして処分することになります。

◆掃除をするとモノの在り様が観える。

片付と同時にする作業に掃除があります。掃除をすると、どこが傷みやすく、どこに埃が溜まり易いのか、どこを修理すべきなのか、等々が観えてきます。

◆修理をするとつくる気持ちが観える。
家でもモノでも傷んだり壊れたりする。傷んだから新しいものに取り換えるのではなく、どうして傷んだのかをしり、それを理解した上で修理して使えば長持ちします。修理することによってものづくりの知恵が身に付き、次のものづくりの技に活かせます。
自然素材でつくったものは、修理の仕方さえ身につけておけば、自然素材は身近で手に入るのでいつでも修理できます。
何よりエも、つくった人の自然に対する、自然素材に対する、気持ちが伝わってきます。

◆古民家の再生でこの国の暮らしが観える。

この国の気候風土に培われ、自然の素材を活かした知恵と工夫でつくられた古民家。四季のある豊かな自然のなかで、自然の素材を活かした日用品や道具類。障子、襖、畳、格子、すだれ等のしつらえ、調度品。自然との一体の暮らし。この国で暮らす知恵や工夫を見直すことが必要な時にきている気がします。
今は過度の便利だから、快適だからによって多くの歪が起こっていて、この国の風土で培われてきた古民家に暮らすことによって、失われたものを、古民家を再生することで、見直すことが出来る気がします。



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◆野菜を育てると自然が観える。

野菜を育てると解かることがあります。それも自然農で育てると良くわかります。
種は種自身で芽や根を出してぐんぐん育つ。そこには人の手は要らない。必要なのは芽や根を出す環境があるか、無いかです。そんなことが学べます。

自然を知る。先人の暮らしの知恵や工夫もそんなところから生まれてきました。言い換えれば自然を知らないと生きていけないということです。
自然を知るには、ひとの命はあまりにも短過ぎて学び切れません。そのために先人の自然に対する考え、知恵、工夫を学び、自然を知ることになります。
その自然と一体になった自然農での野菜づくりが、自然を知り、自然の中での暮らしが観えてくる気がします。
自然からかけ離れた歪んだ社会での暮らしに気づき、自然の中で自然と一体の暮らしを見直したいものです。特に「食」について・・・・・・・。


◆今年も、この国の気候風土に根ざした、この国の自然素材を活かした、自然の恵みに感謝する、先人の知恵と工夫に学びながら、棚一枚から家づくり、店づくり、街づくり、を通して、暮らしを考えていく、市井の建築家でありたいと思います。
七輪とダッチオーブンで炭火焼アップルパイを焼きながら、多くのひとの夢のなかで・・・・・・・。(ムラ)

2016年1月4日月曜日

年の初めに・・・・・。皆さまの夢と共に・・・・・。

今年も多くの皆さまの夢のなかで過ごせればと思います。

◆古民家や古材を活かした、家づくり、店づくり、街づくり
 町家、長屋、アパートの空家、空室を活かした、家づくり、店づくりを・・・・・・。
 古民家を再生して暮らす。

◆街は夢の集まり・プロジェクト
・七輪とダッチオーブンで、アップルパイを焼きます。夢をカタリ、夢をカタチにする。

◆暮らしを考える「暮らし庵」
・「衣」にわか職人 柿渋染、草木染で暮らしを考える。
・「食」にわか百姓 自然農に学び、食を考える。
・「住」にわか大工 手づくりのものづくりで暮らしを考える。

◆ロトラ村計画(バングラデシュの無医村ロトラ村に診療所を・・・・・・・・)

今日の様々な社会の歪は、自然から遠ざかった暮らしをしているからであって、自然に感謝しながら暮らす社会へ軌道修正する必要があります。今年も皆さまの夢のなかで、このような仕事をしていきたいと思います。市井の建築家として。

2016(H28)年正月  
市井の山居「楽庵」にて
ムラ
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