2019年1月6日日曜日

今年2019のメモ

メモ
・DIYでの再生の可能性。
空き家をDIYで再生して活用する。様々な活用が考えられます。
空き家、空き室を活かしてDIYでの店づくり「街は夢の集まりプロジェクト」でこの10年。更に一昨年からは、貸家を大家さん自らDIYで再生するプロジェクトも始め。昨年からは、DIYで耐震補強するプロジェクトも始めています。
空き家をDIYで再生して活かすことに、新しい社会の仕組みづくりとしての可能性を肌に感じつつ、これらをさらに進化させたものにしたいと暗中模索中。
・ものづくりのDNAを目覚めさせるDIYでのものづくりを・・・・。
・閉ざされたものづくりから、開かれた相互扶助でのものづくりを・・・・。
・便利な社会からと不便な社会へ 不便を知っているからこその便利。便利によって無くなるものを知る。不便から得るものもあることを知る。
・自動化からの手動化へ 自動化で失うものを知る。
・極度な快適性は健康を害する 免疫力が低下するような快適性より免疫力を刺激する住環境をつくる。
・過酷な自然環境、多様な自然のなかで暮らしているからこそ、工夫が、知恵が、生まれる。そんな自然に恵まれたところに暮らしていることに感謝することを忘れている。
・暮らしの知恵は家庭で身に付く社会で無くなり、誰かが教えないといけない社会になっている。暮らしの中に、衣食住、共に、つくる作業が無くなり、道具を使わなくなってきた。
・手づくりの作業は脳を刺激する。
・モノづくりのある暮らしを再生する。つくることのなかに豊かさを感じる暮らしを。

建築家の仕事は、夢を、暮らしを、住環境を調え、それを自然の営みのなかで、先人の知恵に学び、自然の素材を見たてて、みんなでカタチにすることと繕うこと。そんな市井の建築家でありたいと思います。


市井の建築家・古民家Dr.ムラの仕事
https://jksmura3.wixsite.com/muraworks


2019年1月5日土曜日

空き家をDIYで再生するプロジェクト

社会現象にもなっている空き家問題
社会の、経済の、その他さまざまな要因によって空き家が増え続けています。
特に戦後の高度経済成長期に建てられた「昭和な家」が空き家になっています。
この「昭和な家」は、貫構法の伝統的な建て方ではなく、筋違いといった新しい構法での家です。
このような空き家を再生して活用するにはかなりの費用が必要で、そのために放置していることが多いのです。またこの空き家を再生する時は耐震補強も同時にする必要があり、そうなると更に費用が嵩みます。

空き家をDIYで再生する
これらの費用を抑えて再生するには、DIYで再生することが考えられます。
ただDIYでの再生は素人集団での再生は危険です。DIYでの作業でよく見かけるのは、耐震を考慮せず、見た目だけの再生です。
表面的な仕上げだけを綺麗にするのであればDIYでの作業で大丈夫なのですが、傷んだ部分の修理、耐震までを含めた再生をするにはやはり専門的にチェックが出来ないと危険です。

自然素材で再生する
折角再生するのであればやはり自然の素材を活かして再生したいものです。免疫力を低下させるような快適さより、健康的な免疫力を上げるような、身体が喜ぶような再生をしたいものです。
自然のなかで暮らしてきた私たちの身体は、化学的な、人工的な素材で囲われた空間は、一見清潔で快適そうに見えますが、身体の方は対応出来ず悲鳴を上げています。やはり自然の素材でつくられたところが喜びます。本物の木や土でつくられた空間に居ると落ち着くのはその証です。

空き家をDIYで再生して活用するプロジェクト
空き家をDIYで再生して活用する。
様々な活用が考えられます。
空き家、空き室を活かしてDIYでの店づくり「街は夢の集まりプロジェクト」でこの10年ほど活動してきました。
更に一昨年からは、
貸家を大家さん自らDIYで再生するプロジェクトも始めました。
昨年からは、DIYで耐震補強するプロジェクトも始めています。

空き家をDIYで再生して活かすことに、新しい社会の仕組みづくりとしての可能性を肌に感じつつ、これらをさらに進化させたものにしたいと暗中模索の日々です。

進行中のプロジェクト
・古民家再生物語プロジェクト
・街は夢の集まりプロジェクト DIYでの店づくり、街づくり
・昭和な家再生プロジェクト
・貸家オーナー自らのDIYでの再生プロジェクト
・DIYで耐震補強するプロジェクト

模索中のプロジェクト
・DIYでの再生塾