2020年3月19日木曜日

コラボすること

コラボすること

コラボレーションcollaboration)は、「共に働く」「協力する」の意味で、「共演」「合作」「共同作業」「利的協力」を指す語である。日本語ではコラボと略されることも多い。Wikipediaより

古民家再生とコラボ
古民家を再生するということは、いろんなヒトと、
いろんなモノと、いろんなコトとの、コラボすることのように思う。

先人の思いとのコラボ
再生する作業のみならず、古民家を建てた当初のエネルギー、思いを読み解く、思いに馳せることになる。眞に、時とのコラボといえる。先人の思いとのコラボです。
その当時の職人さんとのコラボ。時空を超えてのコラボ。

自然とのコラボ
自然から懸け離れたところでは暮らせない。自然無くしては暮らせないのである。
ここから、森羅万象全てに神が宿ると
いう考えが生まれ、自然に感謝して暮らすことになる。

暮らしはコラボで成り立っている
家を再生するということは、ヒト、コト、モノとのコラボです。家をつくる時の気持ちが、技を引き出す。

DIYでみんなでコラボする
手づくりでみんなでつくる。暮らしをDIYでつくる。


つづく(このメモは書きかけのメモです)


古民家再生は暮らしの跡を紡ぐこと

古民家再生とは、
暮らしの跡を紡ぐ、
繕う作業です。

その時々の、
暮らしの跡を紡いで繕うこと。

古民家には、
梁や柱を抜いた臍(ホゾ)穴の跡、
壁を外した跡、
棚などの造作の跡、
伝統的な匠の技の跡
家を傷める心得ない職人さんの仕事の跡、
等々の跡が見られます。

これらは、
長年の暮らしの営みの跡。
これらを、
暮らしの跡を紡ぎ、繕うこと。
暮らしの風景として。


暮らしと社会

炭や薪を使った暮らしは、
家のなかが煤け汚れる。
なので、
ガスや電気に替わり、
家のなかは綺麗になった。
が、
地球が汚れてしまった。







自然の営みに感謝して暮らす

自分たちの暮らしは、
快適性、利便性を求めつづけてきました。
しかし、
そのために、
自然界の営みにないものまで持ち込んで、
自然を制御しようとしてきました。
それによって、
地球の生態系のバランスを崩し、
その弊害が生じてきています。

ということをわきまえ、
謙虚に、
自然の営みに感謝して暮らすようにしたいものです。



2020年3月17日火曜日

身土不二の暮らし

身土不二の暮らし
身土不二は仏教の教えからの暮らし方で、今日では食の地産地消の考えとして知られています。
が、食だけでなく、暮らしの衣食住に当てはまる考えととらえて暮らしに取り入れたいところです。
私たちの身体は、自然のものを食べ、自然のものでつくった衣類を着て、自然素材でつくった家で暮らしてきました。
私たちは自然のなかで暮らしていることを忘れつつあります。

自然の恵みのなかで暮らしていた、使って不要になったものは自然に戻る循環した暮らしをしていました。そんな循環する暮らしから、自然から遠ざかった暮らしに変化し、私たちの身体はそれに対応出来ずに悲鳴を上げているのではないでしょうか。

自然の循環の中での暮らしから、過度な快適な、便利な暮らしが自然の循環でないものを排出していることに気づき、それを見直す暮らしに戻さないと自然の循環が破壊され、やがて私たちの暮らしに跳ね返ってきそうです。

身土不二の暮らしを再認識することが必要だと思います。
自然の恵み、自然を愛でるという、身体だけでなく、こころの身土不二であってほしいと思います。

便利で快適な暮らしをもとめて戦後経済高度成長のなかで、自然界に循環出来ない化学建材(化石資源でつくられた)が普及し、私たちの身体が悲鳴をあげて、今日の様々な社会問題が起こっていることに気づくべきでしょう。

2020年3月8日日曜日

森羅万象に感謝して暮らす

人類だけが地球の営みを邪魔している。
地球を汚している。
だから、
だれよりも謙虚でなかればならないのに、
地球で一番威張っている。

森羅万象、全てのものに八百万の神々が宿る。
だから、
全てのものに感謝して暮らす。

なのに、いつの間にか、
感謝して暮らすことを忘れて、
己の暮らししか考えないようになってしまった。

森羅万象に感謝して暮らす社会を取り戻したい。



2020年3月7日土曜日

素っぴんの古民家に

素っぴんの古民家へ
この国の気候風土の中での暮らしから生まれた古民家は、その地域の自然の素材を活かし、工夫してつくられてきたものです。
古民家は、永い年月の間に、その時々の様々な暮らしのために、手を加えられてきました。それをもう一度見直し、素っぴんの状態にする。
その素っぴんにした古民家に、これからそこに暮らす人が、十人十色の暮らしに、それぞれの暮らしに合わせて色付けをする。そんな古民家の再生であって欲しいと思います。

古民家には、自然のなかでの暮らしから生まれた暮らしのDNAが脈々と受け継がれて来ています。それを読み解き、変わるものと変わらないものを見極めて、本来の姿、素っぴんの古民家にして再び暮らしに活かせるものにする。

自然の中で培われてきた古民家での暮らしを取り戻したいものです。