2015年8月21日金曜日

繕う仕事(つくろふしごと)

繕う(つくろう)。
つくろふ、といふほうがなじむ。気がしますが・・・・・・・。

修理する。補修する。
衣服などの破れ損じたところや物の壊れた箇所を直す。
手当てする。

ととのえる、なおす、よそおう、とりなす、てなおす。
などともいうこともあります。

これらの繕う仕事は、手間が掛かる、面倒くさい、などで今日では敬遠され、絶滅危惧される仕事も多々あります。
繕う仕事は、素人では上手く出来ないことが多いのです、やはり場数を踏んだ経験のある職人さんの技が必要になります。
繕うことによって、そのものの傷みぐわいが学べて、その知恵や工夫が、さらに改善され、より良いものになる。

モノを大切にするために「繕う」。のも大切なところなのですが・・・・・・・・。  

それと、
繕う仕事から技や知恵や工夫を学べ、職人さんの腕をあげることになり、新しいものが生まれる基礎になる。
そんな社会の仕組みを再生することによって、本物が生まれ、暮らしに深みが出ることになると思うのですが・・・・・・・。
如何なもんでしょうか。

繕う(つくろふ)。
繕って使い続ける。モノを大切にする気持ち。自然に感謝するこころ。
古民家の再生は, この
こころの再生でもあると思います。

◆古民家に学ぶ家づくり、店づくり、街づくり

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