2020年3月7日土曜日

素っぴんの古民家に

素っぴんの古民家へ
この国の気候風土の中での暮らしから生まれた古民家は、その地域の自然の素材を活かし、工夫してつくられてきたものです。
古民家は、永い年月の間に、その時々の様々な暮らしのために、手を加えられてきました。それをもう一度見直し、素っぴんの状態にする。
その素っぴんにした古民家に、これからそこに暮らす人が、十人十色の暮らしに、それぞれの暮らしに合わせて色付けをする。そんな古民家の再生であって欲しいと思います。

古民家には、自然のなかでの暮らしから生まれた暮らしのDNAが脈々と受け継がれて来ています。それを読み解き、変わるものと変わらないものを見極めて、本来の姿、素っぴんの古民家にして再び暮らしに活かせるものにする。

自然の中で培われてきた古民家での暮らしを取り戻したいものです。

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