2020年4月4日土曜日

職人の技は、施主の夢で育つ

施主が職人を育てる。
職人の技は、施主の夢で育つ。

使うものと、つくるものとの、
相乗効果ともいえる、阿吽の呼吸が、
ものづくりには必要です。
暮らしは、
もの、いえ、まちとの繋がりでなりたっています。

用の美。
美しいものをつくる。
技は夢で磨かれる。
施主の夢や想いを、阿吽の呼吸で汲み取り、
それを具現するために、技が磨かれる。

自然、素材を熟知することによって、
技や道具が生まれ、育ち、進化する。

自然の営み、成り立ちを知り、
その自然のなかで育った素材と、
対話しながらつくられた技は、
長持ちし、美しい。
用の美となる。

この技が育つのは、
施主の夢や想いであり、
それを具現する職人の意気込みであり、
使うひとの気持ちなのです。

職人の技は、施主の夢で育ちます。



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