2018年1月31日水曜日

街は夢の集まりプロジェクト・この10年の歩み

街は夢の集まりプロジェクト・この10年の歩み

白金の賃貸木造アパート「向田荘」にて
2006年から始った「街は夢の集まりプロジェクト」。

元手が無くても、夢とヤル気と、仲間が居れば、夢はカタチになる。
夢はカタルことからカタチになる。
夢を語るのは楽しい、それを聞くのも楽しい。

このプロジェクトの当初は、
家を楽しむ、楽しい家「からくや(家楽屋)」として、
この白金の「向田荘」から始めることにしました。


街の茶の間的、夢を語る場「アップルパイ会議」
ひとは夢に向かって暮らしています。その夢は、様々な渉外で知らず知らずのうちに諦めていることが多々あります。
その夢をもう一度目覚めさせる、街の茶の間で、アップルパイをつくり、食べながらカタル場とし、それを「アップルパイ会議」としました。

夢をカタチにする
町屋、長屋、アパートの空き家、空き室を活かしての、DIYでの、家づくり、店づくりです。
現状のままで貸せて大家さんの負担を減らし、家賃を安く設定してもらって、借主が自らDIYで再生する、家づくり、店づくりです。
ローンを組まない、手持ちの資金のみでの店づくりを目指す。そのためには、自分でつくる、あるものでつくる、工夫し、知恵を出し合ってつくる。

にわか大工
そして、さらに、
再生の技を身に付けてもらって、アーチストを目指すひとの収入源になればと、家づくり、店づくりの作業を手伝ってもらう(二足の草鞋を履く)ことにしています。

ひとは暮らしに必要なモノは、自分でつくってきました。ひとにはモノをつくるDNAが備わっていて、眠っている場合が多い。きっかけさえあれば眠りからさめます。
ひとの営み、衣食住において、自ずからモノをつくり出してきました。そのDNAを家づくり、店づくりに活かしたいと思います。

ハーフセルフビルド
出来るところは自分たちで、出来ないところは職人さんで。
職人さんと一緒にすることによって、この国の伝統的な職人さんの技を学ぶことも出来ます。
職人さんの技に敬意を表して、手づくりのDIYの作業を「にわか大工」ということにしています。

熊本の震災(2017)以後
古民家を自ら再生して暮らしたい、店を自らつくりたいという方が増え、みんなでつくるのは夢があって楽しいのですが、今までのようなマンツーマンでの家づくり、店づくりの応援が出来なくなってきました。それでも、ひとりでも多くの夢をカタチにする方法として塾のような形「にわか大工塾」で、宿題をつくり、自分たちで出来るようにしてもらっています。

暮らしながらつくる
家づくり、店づくりは、本来、完成しないものだと思います。暮らしの変化に合わせて変化、進化するものです。
暮らしは十人十色、暮らし方もひと様々、そのひとの暮らしがカタチになる。夢をカタチにする、それを楽しむことが大切です。
自然の恵みのなかで培われてきた、先人の暮らしの知恵や工夫に学びながら、暮らしをつくり、楽しむことが大切です。

街は夢の集まりプロジェクト
仲間と夢をカタリ、相互扶助で夢をカタチにする。そんな街づくりが街を楽しくする。そんな街づくりを目指したいものです。


◇この10年の「街は夢の集まりプロジェクト」の仲間です。
   Works-2「街は夢の集まり」




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