2015年7月18日土曜日

新国立競技場で思うこと

用の美。使いやすいものを追及すれば、自ずと美しいものになる。無理のないカタチは美しい。この国の気候風土で建てるにはどんなカタチがいいのか。競技場としてのカタチは・・・・。今までの競技場で問題がなければ同じものでもよい、あればそこを改善し進化させる。競技場のプロトタイプを目指すべきです。そのカタチは美しいはずです。
多用途にするからコストが嵩む。つくりやすくて維持費がかからない、理想の競技場をつくり、その施設を使っていろんなことに活かすための知恵を出し合えばいい。シンプルなカタチほどその可能性が多いはずです。
この国で培われてきた、ものづくりの精神を、知恵や技を、出し合い、引き出し、それをまとめるのが建築家の仕事ではないだろうか。
と、市井の建築家の端くれとして思うのですが・・・・・。

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