古民家に暮らすということ
古民家に暮らすということ
古民家Dr.ムラのにわか大工塾(facebookページ)より再掲載
メモこの古民家ですが、出来る範囲で変遷を想像してみます。今は一部2階建てですが、かつては茅葺の平屋だったようです。茅葺から瓦葺きに替えた時期は分からませんが多分2階が必要になった段階だと思われます。その時期は、カマドのある暮らしから、ガスで煮炊きが出来る暮らしになった時だと思われます。
なぜなら、2階の増築部分と屋根、小屋組部分は、煙に燻され煤けていません。
このように古民家を再生するには、古民家の成り立ちを把握することが大切です。
この古民家の暮らしが見えてないと再生出来ません。
暮らしを古民家に学ぶことが出来ます。過度な快適や便利が私たちの健康な暮らしを病んでいることに気づくことです。過度な快適や便利が私たちの免疫力を退化させていることに気づくべきでしょう。
今日の家づくりは省エネ対策として高気密、高断熱でつくられています。省エネには意味がありますが、自然との遮断した、あまりにも高気密、高断熱のために、換気をする必要があります。
そのために法律までつくって24時間換気するようになっています。何だか本末転倒しています。
この国には四季があって、寒い冬、暑い夏があり、それに耐えられる身体になっています。それを快適さを求めすぎて少しの気温の変化について行けず体調を崩すひとが増えています。古民家に暮らすことで、暮らしを見直し、健康な暮らしを取り戻したいと思います。「古民家Dr.ムラのにわか大工塾」で、古民家を一緒に再生しながら、これからの暮らしを考えられればと思います。(ムラ)
0 件のコメント:
コメントを投稿